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無線免許
無線免許取得について概要を説明しています。あくまでも参考用です。
無線の資格としては、次の2つがあります。
航空無線通信士 かなり難しい試験です。
航空特殊無線技士 講習会の受講と修了試験に合格することで取得できます。
自家用操縦士を目指すのであれば、航空特殊無線技士の資格だけで十分です。
(1) 航空無線通信士
試験科目 法規、無線工学、英語 (無線工学がかなり高度です)
民間の養成講座がありますので、一応紹介します。勿論独学で勉強して受験する
ことは可能です。
イカロス出版 認定養成講習会
日曜日を除く16日間(連続) 248,000円
(2) 航空特殊無線技士
試験科目 法規、無線工学、電気通信術(欧文)
認定講習会で資格を取得することができます。国家試験の認定講習会のため、
遅刻・早退は厳禁されています。講習会の最後に修了試験がありますが、
まじめに講習会を受講していれば合格できます。
日本無線協会 39,900円 3日間 年2回
イカロス出版 48,000円 3日間 年4回
電気通信術
試験内容 1分間50字の速度によるそれぞれ約2分間の欧文の送話及び受話
欧文 |
発 音 |
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A
B
C
: |
ALFAH
BRAHVOH
CHARLEE
: |
アルファ
ブラボー
チャーリー
: |
具体的には、次のようなことを行います。
送話 出題された欧文100文字を発声していきます。
試験官と対面で行います。誤り、脱字、時間切れは減点されます。
受話 試験官の発声を聞き取り、欧文100字を書き取ります。
全員が一斉に行います。誤り、脱字は減点されます。
1分間50字の速度はかなりゆっくりしていますが、事前に十分練習しておく
ことが必要です。
実際の使用例
管制塔から「滑走路から誘導路T3を通ってエプロンに進め」などと指示される
場合に、「T3」は「タンゴ スリー」と発音されます。
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