3.超短波全方向式無線標識施設(VOR)

    VOR (VHF ominidirectional radio range)超短波全方向式無線標識施設
    VHF帯のうち108〜117.975MHzの電波を使用しVOR局を中心に360度すべての方位に
    飛行コースを与える航空保安無線施設。通常DMEと併設される。

    VORは360度全方位に電波を発射していますが、方位毎に電波の成分を少しずつ変えていま
    すので、機上のVOR受信機でこの電波を受信するだけで、自機がVORのどの方位にいるかが
    判ります。


    2011年4月現在、道内には13ヶ所のVOR施設があり、鵡川VORを除いて飛行場の近くに設置されています。

    NDB(無指向性無線標識施設)は廃止が進んで、丘珠と千歳の2ヶ所のみで運用されています。